東京都 台東区 上野の森 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.336
日付
2014年
5月3日(土)〜5月5日(月)
旅先
東京都 台東区
会場
上野の森
著者
志茂田景樹隊長
上野の森親子フェスタも今回で第15回になります。2000年が初回。テントのブースの数も30ちょっとぐらいで、今年の半分ぐらいだったかなあ。テントで子どもの本を販売するので、天候次第のところがあります。本は湿気や、細かいホコリが苦手です。朝から雨で即中止の日もありました。途中から雨が降り出し中止の指示がきて本が濡れないよう慌ててビニール布をかぶせて回ったこともありました。途中から強風が吹き出し、今にもテントが吹っ飛ばされそうな勢いに、急遽、本部が中止を決めたこともありました。それでも3日間、好天続きの年のほうが多かったです。毎年きてくれる親子が随分いてそのたびに記念写真を撮っていく。これが去年、こっちが一昨年の写真だと見せてくれる親子もいて、子どもの成長のスピードにいつも驚かされるのです。園児の頃からきていた女の子がいて、高校に入るまで毎年お母さんと一緒にきてくれました。でも、2,3年前から姿を見せなくなりました。もう絵本、児童書は卒業ということでしょう。あるいは、お父さんの転勤などで遠くの地にいるのかもしれません。
このイベントはチャリティ・ブック・フェスティバルと銘打たれているように、子どもの本の新刊を謝恩価格で提供して、その収益は子どもの読書活動に熱心な団体に寄付されています。3・11の翌年からは被災地の子どもの読書活動の支援が中心になったようです。2000年3月25日、僕は満60歳になりました。そして、その日に新ゼロ歳になりました。その年の5月にこのイベントは始まりました。そのときから1回も欠かさず15回連続でやってきて、エッ、僕も新中学生と思いました。何しろ新14歳になりましたから。
さて、今年は最終日の5日がやや天気が崩れかけて中止かと心配しましたが、持ち直し、3日間、無事に挙行することができました。ここ数年、平田昌広さん、平田景さん夫婦が読み聞かせで参加されるようになりました。今年も初日から夫婦で息があった読み聞かせを行っていました。平田昌 広さんがストーリーを考え、景さんが絵を描くという分担ですでに多数の絵本を世に送り出しています。ちなみに景さんの処女絵本作品「みどりがめゆうゆうのびっくりおさんぽ」KIBA BOOK は僕が文、景さんが絵という分担でした。
2日目は初夏のような日差しでした。この日は上野動物園が無料開放の日で、凄い人出でした。その行きや、帰りに親子フェスタに立ち寄ってくれた親子連れが目立ちました。昼下がりに太陽のそばに、水平の不思議な虹が出ました。後で聞いたところによると、環水平アークという虹でした。うちのブースはKIBA BOOK刊の絵本を200冊、ポプラ社刊の「キリンがくる日」を100冊、やはりポプラ社刊の児童書「ぼくらの街にキリンがやってきた」を50冊、計350冊を用意して、去年に続いて完売を目標にして頑張りましたが、「ぼくらの街に…」が5冊売れ残ってしまいました。残念、ですが、345冊にサインをして記念撮影を行っての結果ですから喜ぶべきでしょうね。
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