長野県上伊那郡飯島町飯島町文化館編読み聞かせ旅日記｜全国-絵本志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場

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絵本読み聞かせ旅日記　No.139

日付　２００８年７月１２日（土）

旅先　　　　長野県上伊那郡飯島町
開催場所　飯島町文化館

著者　細野幸恵（ピアノ担当）

【長野県上伊那郡飯島町文化館編①】

　この日、東京から隊長・光子夫人・フルートの永井さん・私の４人で長野県伊那郡飯島町に向かいました。
長野の自然はとても豊かで、車から見る景色はとても心地よいものでした。
会場となる飯島町文化館では、朝からスタッフの方々が準備をして下さいました。その中には…なんと！隊長と長年のご友人である、後藤俊夫監督もお手伝いをされておりました。（ありがとうございました）
さて、今回が初めてということで講演前に落ち着かない私…　何度も曲順を確認。ワクワク・ドキドキ…
けれど、読み聞かせが始まると不安や緊張が嘘のように絵本の世界に引き込まれてしまいました。永井さんのフルートから始まり、隊長の語り…。
今回は「ぞうのこどもがみたゆめ」「まんねんくじら」「ぽんちとちりん」の３作でしたが、演奏しながらもたくさんの言葉が心に響き何度もグッとこらえてしまいました。客席を見ると真剣な眼差しで見つめる子どもたち。きっと子ども達の心にも何か響いたのではないかなぁと思います。
絵本にも音楽にも共通している「伝える」ということの大切さを改めて感じました。デジタルの世界にはない、生きている人の生の声、息づかい…。絵本の読み聞かせを通じて少しでも多くの人に何か心に響くことを願います。私もこれからピアノを通じて積極的にこの活動に参加していきたいと思います。
講演終了後に親子でいらしたお母様から「ピアノの音色とてもきれいでした。思わず涙が出てしまいました」と、いうお言葉を頂きました。本当にうれしい一言でした。

この日の体験は私の夏の大きな思い出となりました。

今回のこの機会を与えてくださった隊長・光子夫人はじめご協力頂いた皆様に感謝致します。

【フルートの永井さんとピアノの細野さん】

【長野県上伊那郡飯島町文化館編②】

全国絵本読み聞かせ旅日記 KIBA BOOK 志茂田景樹事務所

絵本読み聞かせ旅日記　No.140

日付　２００８年７月１２日（土）

旅先　　　　長野県上伊那郡飯島町
開催場所　飯島町文化館

著者　福井千代子（参加者）

【福井親子と隊長】

　長野県の飯島町文化館大ホールにて、志茂田先生の読み聞かせ＆講演会に参加させて頂きました。
今から７年前、長野県中川村の村立図書館での読み聞かせにも、親子で参加させて頂きました。その当時息子は小学三年生でした。そして現在高校一年生です。
この日の内容は「ぞうのこどもがみたゆめ」「ぽんちとちりん」「まんねんくじら」で、読み聞かせと読み聞かせの間に志茂田隊長の講演と、ピアノとフルートの演奏によるミニコンサートなどございました。
息子は志茂田隊長の物語の世界へ沈潜していました。そして、「中川村でも『ぞうのこどもがみたゆめ』を聴いたよ」と、懐かしそうに言いました。
息子は、志茂田隊長の講演にも深く感動したようです。隊長の読み聞かせ活動を開始されるきっかけとなった、福岡市の書店で行われたサイン会での読み聞かせ、その感動と驚きの体験をお話されました。そのお話の内容に息子は特に深く感じたようです。
「僕もそう思う！先生の話はほんとうだと思う。動機に何でも理屈を付けたがるけど理屈じゃないんだよね」と、しきりにうなずいておりました。
ミニコンサートでは、フルートの美しい調べとピアノの音色の美しい響きに感じ入り「いいなあ…」と、幸せそうな顔をして息子はつぶやきました。
７年前の読み聞かせでフルート演奏の永井由比さんに、今回も演奏を聴かせていただくことが出来まして、心から嬉しく思いました。
私たち親子は暖かな、とても幸せな気持ちに満たされて、私たちの住む伊那市へ帰ってまいりました。

全国絵本読み聞かせ旅日記 KIBA BOOK 志茂田景樹事務所

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