習作ですが、60パーセントの完成です。 来年3月、名古屋で総理大臣賞受賞の水墨画家田家阿希雄さんと二人展を、 10月に田家さん、東京でケヤキ画廊を主催する画家の菅野奈津子さんと 3人展を行う予定です。 今まで10数点の習作を描いてきましたが、この(踊り子の遠い記憶)も含めて 習作後2点で打ち止めにします。 そのあとは出品する30号5点の制作にかかります。 原稿執筆、読み聞かせ、講演活動に追いまくられていますが、 時間とは創りだすもの、必死に、しかし、楽しく 描ききっていきます。 (踊り子の遠い記憶)は、僕の直木賞受賞作品の(黄色い牙)が 小道具のように登場しています。 還らぬ時代の記憶に陶酔しながら踊る踊り子の哀しみを描いてみました。
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