南三陸町入谷地区は内陸にあって、 大津波の被害こそ受けなかったのですが、 海辺の被災者が仮設住宅で暮らしています。 今年の3月、 この地区に「まなびの里いりやど」がオープンして、 その最初のイベントとして、 4月18日18時より、 被災地慰問の出前寺子屋が催されました。 日本子守唄協会理事長の西館好子さん、 僕、ほか出前寺子屋のスタッフ2名、 合わせて4人で訪れました。 それに先立ち、 すぐ近くのYES工房を見学しました。 同工房は廃校になった中学校の校舎を修繕し、 被災者の方々の集団内職の場として設立されました。 木造の1,2階の工房に、 20人以上の方々が、 アット・ホームな雰囲気の中で、 楽しそうに働いていました。 製作されるものは、 民芸調の小物が殆どで、 人気ものは、 南三陸を明るく元気にするキャラクターとして、 開発された真っ赤なオクトパス君です。 ねじり鉢巻のタコさんですが、 このオクトパス君をそばに置くと、 何でもパスするというので、 受験生などに大受けです。 見学後、 オクトパス君が僕らを、 まなびの里いりやどに案内してくれました。 オクトパス君が応援してくれて、 1600回目の読み聞かせ&講演は、 大好評でした。 オクトパス君は、 ついに僕の事務所までついてきて、 僕の頭に乗っかりました。 お陰で今年は色んなことがパスする、 という自信が生まれました。 全国の受験生のみなさん、 机の隅にオクトパス君を置きましょう。 問い合わせは南三陸復興ダコの会まで TEL 0026−46ー5153 FAX 0226−46ー5157 http://ms-octopus.jp/