仮設商店街の裏手で暇そうにぽつんと佇んでいた猫はどうしたろう

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志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.252 2013年2月11日 掲載分

 

仮設商店街の裏手で暇そうに
ぽつんと佇んでいた猫はどうしたろう


被災地慰問で、
あちこちの仮設住宅街を訪れた、
何百世帯という大規模なところでも、
ひっそりしている、
洗濯物が風にはためき、
屋内に人がいる気配はあっても、
屋外で人の声が響くのを、
あまり聞いたことがない、
同じ仮設でも、
商店街となると別だった、
たえず人が出入りし、
車が乗りつけ、
店内は、
生活の音と、
人の声に満ちていた、
そういう仮設商店街の1つで、
集会所を会場に読み聞かせを行った、
近くの園から園児たちもきてくれて、
愉快な読み聞かせになった、
ゾウの鳴き声をプルルルルーッ、
とやったら、
ゾウはプワーンと鳴くんだよ、
と突っ込まれた、
終了後、
仮設商店街の裏側を歩いたら、
猫がぽつんと海の方角を見て、
佇んでいた、
寂しげな雰囲気だった、
この赤トラも被災したのかな、
しばらく猫を見て、
僕も佇んだ、
飼い猫かノラかは定かでない、
港町の猫は、
ノラのほうがよく肥えて、
毛並みがつやつやしている、
何だか僕を邪魔臭く思ったのだろう、
あくびをして、
悠然と立ち去った、
その後も、
仮設住宅地区への慰問は続けている、
ひっそりとした雰囲気は、
変わらない、
しかし、
各地の仮設商店街は、
ひところほどの賑わいが見られないという、
被災したスーパーや、
ショッピングモールが、
旧に復して、
活発な商戦を展開しているためもある、
あの猫はどうしたろう、
ゾウはプワーンと鳴くんだよ、
と正してくれた園児は、
元気でやってるかな、
被災地のよい子のみなさん、
今年もどこかで会おうね。

志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ KIBA BOOK 志茂田景樹事務所
 

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